動きにつられ揺れる、その流線と陰影に気分が上がるから。
くらいしか思いつかないですが、それでもおおよそ1尺3寸の袖は、無いなら無いで、どうも素っ気なく侘しい着物姿になるだろうなという気はします。
とはいえ、着物を着ないまま帯の練習をする時って、いつも以上にすんなりといくものなのですよね笑。そんな時にこそ、着物はなぜ揺れる袂が今の今まで引き継がれてきているのか、その意味を考えるきっかけになるというもんです。
⇧上級レッスンを終えて、追加レッスンで自装の高みを目指す生徒さん。
一方。
初級レッスン最終回を迎えた生徒さんは、総復習とパタパタ結びで⇩
月一回、ゆっくりと着実に腕を上げてこられました。
「家で着るとうまくいかないのに、ココ(教室)へ来ると着れちゃうんです。」
生徒さんからそういうセリフがちょいちょい出てくるんですが、緊張感の問題じゃないかと思います。
着物を着る時は意外と集中力が必要です。
脳内が煩雑だと手も定まらず、何度やっても決まらない、なんてことになります。
手順を唱えながら一手一手。
この日は、とても上手に着てらっしゃいましたよ。
中級でお太鼓結びをマスターしてくれるようなので、さらにご縁が深まります。またお会いできると思うと、とても嬉しいです^^
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