夏のカリキュラム改定以来、上級コース履修者は現在のところお二人目です。
普段着着物と違うところは、
訪問着や付け下げなど重みのあるフォーマル
重ね衿有り
裾丈の決め方
長襦袢の衣紋や前合わせの角度
肩から胸紐までの前面のシワやたるみの処理
袋帯の二重太鼓結び
などなど。
細かいところを極めていきます。
一般的に着物の総重量は、フォーマル度が増せば増すほど重くなっていきます。ずしりと重たい着物を羽織っていくので、補整から長襦袢までの土台作りが欠かせません。
そして、とかく重要なのは、
ひたすら、
丁寧に、
ゆっくりと、
一手一手!
確実に!
きっちりと!
手順を仕留めていくことです!
早合点は後々、壁にぶち当たります。迷走し始めます。手順を丁寧に身体に叩き込むことが、いざ着物を着るときに慌てないで済むコツなのです。
お写真に収まってくださったのは、教室の生徒さまの中でも、特にチャレンジ精神豊か、そしてユニーク&おおらかな方です。私が以前アップした手順違いの帯の結び方動画を何度も再生して、その方法を習得してきてくださいました。
https://www.saeko-kimonolesson.net/post/ちょっと珍しい-お太鼓結びの手順動画公開
この手順は、背中で帯の結びコブができないので、袋帯などかさばる帯を結ぶときには適しています。
ここまでご一読してくださった方、チャレンジしてみて下さいませ。自分にとって少し長めの帯がより適しています^^
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