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執筆者の写真まつださえこ

教会de着物deヴィオラリサイタル

教会でのヴィオラデュオリサイタルにて、演奏者のお二方が着物でお客様をお迎えなさりたいというご相談&着付のご依頼。

昨年の秋口にお話承っておりましたのを、年をまたいで昨日(1月24日)、現場にお伺いしてお着付けさせていただきました。


着物でヴィオラをご演奏なさる。

ヴィオラ奏者の方にお着付けさせていただくのはこちらも初めてのことでしたので、演奏中の身体の使い方、姿勢、腕の動く範囲など、まずは細かくヒアリングさせていただきました。演奏にストレスのない着付けに努めるのが最優先であろうと考えておりましたので、普段のお着付けとは配慮すべき点も少々違って、非常に頭を使いましたね。何事も経験、一生勉強。


その日の夕刻には、メッセージにて無事終演なさったご報告と「着物で演奏することにはまりそうです♪」のお言葉を頂戴しました。着付師としては冥利に尽きます。そして、初アシスタントで現場へ赴いてくださった生徒様にもメールを転送し、良かったですねと分かち合うのがこれまた講師としては嬉しい。私にとっても初アシの生徒様にとっても、お仕事の機会を与えてくださったヴィオラデュオのお二方様に厚く御礼申し上げます。


そして、今回アシストしてくださった生徒様。自装を熱心に取り組まれてきたのですが、まずは着付け現場の空気を味わってみませんかとお声かけしたのが昨年の年の暮れ。いつなんどきも初めてのことでも前向きに取り組んでくださるその生徒様は、何も出来ないかもしれないけれど何かしたい、何か出来ることはないかと考えて行動してくださいました。ちょっとしたことでも配慮にいきとどくのが、日々マルチタスクをこなす主婦業に専従している方の最強の武器と改めて実感。ぜひ着付師になっていただきたいなぁというのが私の本音ですが、いかがなものでしょうか。ふふふ。


ひとまず1月の大イベントである成人式&ヴィオラリサイタルのお着付けの現場をお納めして若干バーンアウト気味ではありますが、そろそろまた心を奮い立たせていきます。





1週間前の早朝。いつもの景色が荘厳で重厚でした。いつも同じところにいても気づかない景色がまだまだある。



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