自装のための初級コース、7回目のお生徒さん。
お召しになっているのは、年明けの着物イベント※ でお求めになった着物です。
地色は濃いめのグレーですが、光の加減によっては玉虫色を発する可愛い絞りの小紋です。
絞りの着物は、その加工ゆえに、纏えば体型をふっくらと見せる効果があるので、かなーり細身のお生徒さんにとっては、利点となります。しかも袷ですから、そのふっくら効果はより増しますね。何より絞りの袷は、あったかいしね。
サイズ感、色、素材、ことごとく彼女にピタリだったので、周りの方も私もこぞって「イイネ」ボタン押しました。
カルタ結びに励んだ日ですが、あと少しで初級コースを修了する彼女。レッスン後に、中級で登場する名古屋帯をシュミレーションコーデしました。
お貸ししたのは、
花柄のざっくりとした風合いの八寸帯
レモン色の縮緬帯揚げ
オレンジ色が好きと仰ってたから、橙の三分紐※ に帯留め(ブローチ)
とりあえず近場にある帯と小物たちでコーデしましたが、いい取り合わせだったかなと。喜んでくださいました。
スポーツ競技に例えたらば、参加する選手の少ないのが着物という種目。ですが、そこへ参加したからには、堂々と着物ファッションをリードする選手になって、輝いてほしいです。
「この人カッケー!すてき!憧れる!」と思う人に、自然と行列ができる。
生徒さんの着物姿に魅了された人が、生徒さんのあとに行列することを妄想してはニヤニヤしています。
このはごろ木綿。私には少し似合わない色だったなぁと思いつつ、小物と帯の取り合わせ・色合わせをもぞもぞと研究しています。
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